婚約者の突然の音信不通の対処法
友達や恋人が、突然の音信不通になるケースと、婚約者が音信不通になるケースでは、その重さも対処法も異なります。
婚約者と言うことは、少なくとも、双方のご両親への挨拶も済み、指輪なり、なんらかの形が残っている状態の場合、まず、対処法を考える前に、原因を突き止める必要があります。
まず、生存が確認できている(つまり、事故などで連絡を取りたくても取れない状況でない)場合に限ると、すでに、婚約者に多額のお金を渡しているなどの場合は、結婚詐欺などの犯罪も考えられます。
そうでない場合、本当に仕事が忙しいケースと、婚約、結婚自体を自然消滅させたいケース、その中間で、結婚すべきかどうか悩んでいる(つまり、自然消滅ではないが、白紙に戻したい)ケースが考えられます。
まずは、そのあたりをはっきりさせないことには、対処もないもできません。
婚約者が忙しいだけなら、心配していることを告げ、簡単なメールでも返してくれるように頼んでみます。
忙しいと言っても、1分程度の時間なら作り出せるでしょうし、婚約者を心配させない気遣いぐらいは出来るはずです。
結婚を控えて、突然の音信不通など、白紙か、解消を望んでいると考えるのが妥当です。
その場合、まずは、自分がどうしたいかを決めておく必要があります。
といっても、そのような相手と結婚しても、将来幸せになれるはずもありませんから、基本的には慰謝料の請求と言う法律に頼ることになります。
例えば、携帯電話の番号がわかっている場合、そこから契約者名義名、および、住所がわかる場合がありますので、民事訴訟を起こし、相手方の財産を差し押さえ、回収できるかもしれません。
いきなり、訴訟はと言う場合には、配達記録が残る手紙が良いでしょう。
実家なら、相手側のご両親も巻き込めます。
また、手紙の最後に、何日までに返事がなければ法的処置をとるなどの一文を追加しておきます。
その上で、十分納得できるまで話し合いの場を持つことが重要です。